拓真、引退するってよ…

こんにちは!匿名アシスタントちゃんです。今回は緊急イチグッ突撃インタビューです!昨シーズンで社会人サッカー選手を引退した佐藤さんに根掘り葉掘りお仕事についてやこれまでのサッカー人生についてお話を伺っていきます!

1まずは引退しようと思ったきっかけを教えてください

大きいきっかけはこの仕事を始めて仕事に就く難しさを知ったことと仕事が楽しいと思えるようになったことです。

恐らく人材業界で働いていなかったら、まだサッカーを続けていたと思います。でも実際に転職エージェントとして業務をしていく中で、実務経験の大切さに気付かされました。「サッカー頑張ってたからすごいでしょ」が通じるのは新卒まで。ましてやプロにもなれていない身なのでそれが評価されることは無い現実を知りました。そこで、このまま続けていいのかという将来への不安を感じるようになりました。

そして、仕事が楽しいと思えるようになったことも引退を決めた大きな理由の一つです。今までは生活の為に、仕方なく働いているという気持ちでしたが、それが変わりました。働く環境も含めて、人生の大半を占めてきたサッカーと同じくらい楽しいと思えるようになったことで「引退しても楽しいことがある」という気持ちになれました。

2サッカーを辞めたことに対して心残りはありますか?

全く無いと言ったら嘘になります。正直なところ半分くらいはやりたいなーという心残りはあります。笑

サッカーを嫌いになって辞めた訳ではないので、もっとサッカーをやりたい気持ちは正直あります。でもプロになれないと感じながらサッカーをやっている自分は嫌ですし、本気で取り組めないなら辞めるべきだと思いました。

ただ社会人になってもほぼ毎日練習をしていたため、「サッカーを一切やらない」ことはどうしても考えられないので、これからも土日だけなど趣味程度ではサッカーをやり続けたいと思っています!

3佐藤さんがサッカーを始めたきっかけは何ですか?

たまたま幼稚園にサッカークラブがあって友人に誘われて始めたのがきっかけです。そして小学校1年生の時に日韓ワールドカップがあって、そこでプロサッカー選手に憧れるようになりました!そこからは毎日のようにボールを蹴っていたため生活の一部となっていました!

ちなみにサッカーを嫌いになったことはありますか?
嫌いになったことはありません!しかし、辞めたいと思う事は何度もありました。笑

小学校くらいまでは無邪気にただ楽しくサッカーをやっていたのですが、中学、高校は特にきつかったですね。走りが。笑
大学は素走りが無かったので救われました!笑

4プロサッカー選手に憧れていたとの事ですが、プロ選手になる難しさを教えてください

小さい頃からプロサッカー選手を目指してやってきて、とにかくサッカーが好きで毎日ボールを蹴っていました。その中で年齢を重ねていくごとに自分の実力もわかってきますし、同期でプロになった選手も何人もいます。でも私は大卒でもプロになれず。諦めきれないので社会人でもサッカーを続けようと思い今まで続けていました。

社会人の関東1部リーグでサッカーを続けていましたが、このカテゴリーで突出した活躍をしなければプロになることは難しいですが、それも出来ませんでした。プロになる難しさを知ったからこそ、プロとして活躍している選手はとても尊敬しています。

5大学卒業後からデュアルキャリアを歩まれていますが、その難しさを教えてください

まずは仕事を探すのが難しいです。
社会人チームの場合の多くはチームのスポンサー企業様に働かせてもらえることが多いです。しかし、仕事内容はアルバイトと同じような仕事が多く社会人としてのスキルアップは見込めません。ただこれに関してはそういった制限がある中で働かせてもらえるだけありがたいことなんですけどね。その中でスキルも身につけられ、サッカーも続けられるような企業を探すのはとても難しいです。

その次に、サッカーと仕事、どちらも100%の力でやり続けることです。 デュアルキャリアでこれからやっていくと自分で決めたからには、どちらも100%でやると頭の中では分かっていても、実際は難しかったです。どちらかが疎かになってしまう事はありました。

また、これは絶対にダメなことなのですが、サッカーが不調だと仕事も不調になってしまったりと、仕事にモチベーションの影響が出てしまう時も正直ありました。

プロであればサッカーに集中することができ、自己管理できる時間がありますが、デュアルキャリアではそうはいきません。自分の時間を確保することは難しく、どれだけ自分で工夫して毎日を過ごすかを常に考えなければならないのです。通勤電車で座れたらその時間に寝て少しでも身体を休めたり、カフェインを多く取って眠気に打ち勝ったり工夫していました。

6デュアルキャリアでこれまで頑張れた理由を教えてください

サッカーが好きだったからという点と会社に貢献したいという思いがあったからです。単純にサッカーは好きなので負けたくないという気持ちはありますし、頑張れます。仕事においては、感謝の気持ちしかなかったですね。だって立ち上げたばかりの会社でこんな新卒のサッカーバカを1人目の社員として採用しようと思いますか?笑

さっきも話した通り、サッカーという制限がある中で働かせてもらえるだけでも感謝するべきなのに、社会人として色々な経験をさせてもらって、スキルを身に付けることができて、サッカーも応援をしてくれて。そりゃ頑張ろうと思いますよね!

7サッカーを辞めてから、生活に大きな変化はありましたか?

これは、だいぶ変わりましたね!
私の入っていた社会人チームは朝7時から練習があり、そこから出社をして夜も朝練のことを考え、早く寝るようにしていました。ただその朝練の時間が無くなったので、時間に余裕ができて自分の時間が増えました!

8辞めたことによって出来た時間はどのように過ごしていますか?

今までサッカーに充てていた時間は自分のスキルアップの為の時間にしていきたいと思っています。

最近は読書にハマり始めたので、今は実際に本を読んだり、動画で知識をインプットしたりしているので、自分の身になるような勉強をこれからもしていきたいと思います。

あとは辞めてからめちゃくちゃ身体が重く感じるので…筋トレやランニングは朝と夜の時間に欠かさずしていきます!

9スポーツをするとストレス発散にも繋がると聞きますが、辞めてからはストレスに変化はありましたか?

辞めた瞬間は、気が楽になったように感じていました。しかし、サッカーをやらない生活が少しづつ続いてきた時に、「身体を動かさない」という事がストレスになっていました。「身体動かしていないオレやばいな」と感じて、今までサッカーをすることがストレス発散にもなっていたんだな、と気づくきっかけにもなりました。

11デュアルキャリア経験者かつキャリア支援をしている立場だからこそ伝えたい事はありますか?

これはプロになった方にも言えることですけど、ただ単にスポーツをやっているだけではセカンドキャリアの苦労はとてつもないです。引退してからの生活の方が現役の期間よりも長いです。その長い期間を棒に振らない為にも現役中から将来のキャリアについて考え、行動しましょう。スポーツ以外のことに取り組むのは逃げだという考えはもう古いです。

アスリートのキャリアサポートをしていて候補者を企業に紹介する際に、新卒では評価されていたスポーツの経験が、中途採用の場合、全くとは言いませんがほとんど評価されません。必要なのは社会人としてのスキルや経験です。ただスポーツ+スキルがあれば見られ方は大きく変わります!

自分のブランディングの為にSNSの発信を頑張る、資格の勉強に励む、など何でもいいので将来のキャリアのことにも目を向けてほしいです。

12今後のキャリアについて教えてください

仕事に専念し、イチグウを大きくしていきたいです! サッカーが無くなった分、仕事へも集中して取り組めるようになったので、会社に大きく貢献していきたいと思っています!そしてイチグウを全国に広めます!

また、実際に自分がデュアルキャリアを経験したからわかることも多いので、そこから得たことを、多くのアスリートの方に伝えていきたいと思います!

13さいごに

今回は佐藤さんのサッカー選手の引退直後の心境を伺いました。デュアルキャリア、本当に大変そうなのにすごいですね!佐藤さん、本当にお疲れ様でした!