人材紹介会社をうまく使う方法(個人編)

こんにちは。匿名アシスタントちゃんです。私はイチグウ株式会社に入社して初めて人材紹介会社のビジネスモデルを知りました。転職する人にとっては意外とブラックボックスにある人材紹介会社のビジネスモデル。なんで無料で使えるのか。人材紹介会社はどこでお金を生み出しているのか。求職者はどのように転職エージェントを使っていくと良いのか。現キャリアアドバイザーの佐藤に取材してみました!

1この3つを大切にすればいい

これから転職をしようとしてる人や、転職中の方がお読みになるかと思いますので、まずは結論から述べさせていただきます。

この3つを持ち合わせている転職エージェントに出会えれば、おそらくあなたの転職は成功すると思います。

1.企業と濃い繋がりを持っている
2.希望業界の求人を多く持っている
3.自分に合わせてくれるエージェント

人材紹介会社勤務の私が言うのもあれですが、くじ運が悪ければ悪質なエージェントに当たってしまうこともあります。この業界はもっと淘汰されていけば良いのになと思いつつも無料ガチャ状態なのは変わっていません。だからこそ転職においては相性の良いエージェントを探すことは重要になります。

2SNSの発信は安心材料のひとつ

これに関しては特に中小企業の人材紹介会社を利用するときに言えます。中小企業の人材紹介会社はツイッターやインスタグラムでエージェント自身が発信してるケースが多いので調べてみてください。発信内容を見て自分に合ってそうだなと思ったらDMを送ってみると返信してくれるかもしれません。私は基本的にキャリアに関する相談に関しては100%返信させていただいています。

また、中小企業とは言え、大手企業で実績を出し独立した方も多くいるので、とても質の高いエージェントサービスを提供している企業もあります。

3人材紹介会社とは

改めての説明になりますが、人材紹介会社は転職エージェントが在籍している企業で、厚生労働大臣の許可を受けて職業を紹介する民間企業のことです。イチグウもこれに該当します。

企業から求人の依頼を受け、転職を希望する方から登録を受けた上で求人企業へご紹介していきます。

4人材紹介会社のビジネスモデル

一言で言うと「企業に人を紹介し入社に至ったら手数料をもらえる」ビジネスモデルです。ただこの言葉だけが一人歩きし「人材紹介会社は人を流しているだけだから信用できない」とか「人材紹介会社は人身売買だから悪質な業者だ」と言ってる人が稀にいます。 まぁ、そう思う人は人材紹介会社を使わなければ良いだけかと思いまが、語弊がないように説明させていただきます。

当然ですが、企業へ紹介が成功しても退職してしまったら手数料の返金をしなければなりません。返金規定と言ったり、キャンセルポリシーと言ったりしますが、退職してしまうと企業、転職者、人材紹介会社の三方悪しになってしまいます。

つまり人材紹介会社にとって早期離職懸念がある人を企業に紹介はしたくないですし、合っていないな思う人を無理矢理入社させることは意味のない行為です。

5人材紹介会社を使うメリット

享受できるメリットは人それぞれ異なると思いますが、豊富な企業内部情報とそれを踏まえた面接対策、非公開求人は誰もが該当するメリットかと思います。

豊富な企業内部情報

内部情報はHPや求人広告だけでは分かりません。しっかりとSNSやオウンドメディアを運用している企業は内部情報も伝わりますが、まだまだ運用してる企業は少ないです。選考企業の良さだけでなく、鮮度の高い生の情報を伝えるのも転職エージェントの仕事のひとつです。

面接対策

人材紹介会社は面接で「どんな質問が来るか」を把握してるケースが多いです。事前に質問が分かっている状態と、そうでない状態を比べると圧倒的に前者の方が有利ですよね。あとは「誰が面接官か」も把握しています。事前にその人のインタビュー記事などを見ておくだけでも気持ちの面で変わってきますよね。

非公開求人

これは人材企業ごとに異なってきますが、非公開求人を保有してるケースがあります。非公開求人=レベルが高いという印象をいだく方もいるかもしれませんが必ずしもそうではなく、求人を一般公開する前に一部の人材紹介会社に先行公開する場合もあります。タイミングがあえば一番乗りに選考を進められることもあります。

6大手企業と中小企業どっちがいい

人材紹介会社は比較的立ち上げやすいビジネスのひとつです。大手企業はもちろんのこと、10名以下の企業や個人で転職エージェントとして動いている人もいます。大手企業だから良い。中小企業だからだめ。という構図は一切ないです。どちらにも強み、そして弱みがあるので、それを理解しておくことに損はないと思いますので説明していきます。

まず、大手企業ですがリクナビやマイナビ、dodaなどが該当します。大手企業の強みはなんと言っても圧倒的な求人数だと思います。登録してる人のメールボックスを見せてもらいましたが毎日何通も求人紹介のメールが来ています。弱みは問い合わせが多いため一人一人に費やせる時間が限定されることだと思います。

一方、中小企業は大手企業に比べると求人数は少ないです。中小企業だから少ないというわけではなく、取引する企業を決めて、その企業に合う人を集客している傾向にあるためです。かつ業界を絞っていることが多いので複数の業界を希望する場合は求人の紹介ができないこともあります。ただし、専門に特化していることを強みに質の高い求人提案をしているケースが多いです。

大手企業は総合百貨店、中小企業は地域に根差したスーパーみたいな感じでしょうか。目的に応じてどちらに行くかは変わってきますよね。それと同じです。

7結局どっちを使った方がいい

人により異なります。私が思うのは、転職軸が決まっていなくて自分が行ける可能性がある企業を見てみたいと思ったら大手人材紹介会社、ある程度方針が決まっているのであれば中小人材紹介会社という切り分けでまずは考えてもらえれば良いかなと思います。 冒頭でも言いましたが、一社にしか依頼できないわけではないので自分に合うエージェントを探すのも転職活動のひとつです。

8転職エージェントを使うべき人・そうじゃない人

私が思う転職エージェントを利用すべき人は「初めて転職する人」「第二新卒」「自己応募で落ちている人」「ハイレイヤー」だと思ってます。逆に利用しなくていい人は「内部に知人がいる」「マイペースを希望」「現年収500〜800万円レイヤー」です。

利用すべき人

初めて転職する人は転職活動の全体像が見えてないことが多いです。スケジュール調整が肝になったり、オファー年収の交渉や退職手続きのサポートなど、包括的に支援してくれるので利用することで安心することが多いかと思います。

第二新卒に関しては履歴書では把握できない魅力を持ってるケースがあるので、エージェントが間に入り書類選考の段階から交渉することがあります。自己応募では書類選考でお見送りになる方がエージェントを使い書類選考を突破し内定を獲得したという話はよく聞きますし、イチグウでもその事例はあります。

自己応募で落ちてる人で特に何度も落ちてしまってる人は改善すべきことが多いので相談した方が良いです。よくあるケースは「エントリーしている企業の採用要件に合っていない」「履歴書や職務経歴書の作り方に誤りがある」「面接での回答が適切でない」「逆質問の内容が悪印象を与えている」です。転職エージェントのような第三者の意見を取り入れて改善していくことをお勧めします。

ハイレイヤーに関しては、専門に扱ってる人材紹介会社でメリットを得れます。役職求人は多くの企業が非公開求人にしています。ハイレイヤーを対象とした人材紹介会社はスカウトで集客している傾向があります。

利用しなくてもいい人

行きたい企業が決まっていて内部に友人や知人がいるケース。これはリファラル制度がある企業の場合は多額な入社祝金を支払ってるケースがあるのでリファラルで選考してもらった方が金銭的なメリットがあるかもしれません。

あとは自分のペースでゆっくり転職活動をしたい人ですかね。エージェントも目標数字を追ってるので圧力を感じエージェントの対応に嫌悪感を抱いてしまう方もいるかもしれません。

あとこれは個人的に思ってるのが、現年収500〜800万円レイヤーは現職でも評価され中堅レベルにいると思っていて、こういう方は基本的に自ら情報収集できますし交渉もできますし意思決定できるので、公開求人にエントリーするなら自己応募で良いかと思ってます。(全然使いたければ使ってOKですが)

9イチグウのサポートに合う人

イチグウのサポートに合う人は「若年層」で「対人する仕事」を希望する人かと思います。このような人には結構満足のいくご支援ができると自負しています。申し訳ないですが、クリエイティブ系をご希望される方はご案内できる求人はないです。イチグウの方針として、一人のエージェントがサポートする求職者数を少なくしています。理由はサポートの質を担保するためです。求人の案内だけでなく伴走型のサポートをして欲しいという方には合うと思いますし、そういう考えの方とお会いしたいなと思ってます。

10イチグウのサポートスタイル

イチグウのサポートスタイルはずっと変わっていませんが「面談はオンライン」「面接対策はオンラインとオフラインのハイブリット」「面接対策はゴリゴリにやる」かなと思います。

まず、前提として求職者の方はいろんな人材紹介会社のエージェントと面談をしています。「また同じことを伝えるために人材紹介会社に行くのか、面倒臭いな。」と思ってるはずです。特に在職中の方はスケジュール調整するのが難しいことがありますので、なるべく「面倒」を無くすためにもイチグウでは面談は完全オンラインです。

面接対策に関しては選考企業の面接スタイルによって変えます。WEB面接だけで終わるケースも増えてきたので、必ずしも実際にお会いしての面接対策が効果的とは言えません。WEB面接の場合は「目線」「カメラの角度・配置」「部屋の明るさ」「声のトーン」など細かくアドバイスしています。

面接対策に関してはゴリゴリやります!語弊があるかもしれないので説明しますが、求職者の良さを最大限アピールできる状態をつくるためにゴリゴリやるという意味で、選考企業に気に入られるように誇張したり嘘をつくような指示はしません。

企業によって回答を変えた方がいいんですか?と質問されることがありますが「変える必要がない」がイチグウの答えです。自分を最大限アピールできる状態をつくってそれに魅力を感じてくれる企業の方が絶対的に良いと思ってるからです。

11エージェントと付き合う際に意識すべき点

あえて言うほどのことでもないかもしれませんが、このビジネスに携わらせていただき感じたことは「当たり前のことを当たり前のようにやること」だけでも好印象を与えるということ。

約束した時間に電話に出るとか、連絡が来たら返信するとか、すぐ出来ることをしない人は仮に転職が成功したとしても次の企業で活躍できるのかな?と不安に思ってしまいます。あくまでも二人三脚で進むわけなので、お互いが協力しあわないと転職は成功しません。

求職者にとっては無料で利用できるサービスですが、相手は人です。それを忘れてはいけないなと感じます。

12さいごに

人材紹介会社とはうまく付き合えれば良い転職が実現しそうですね。イチグウでは転職支援させていただいた方とランチに行ったりしてます。その場限りの関係性で終わるのではなく、ビジネスの関係性以上になれるのはやり甲斐にも繋がってきますし、素敵だと思いませんか?
転職を考えている方は是非、人材紹介会社を使っていただき良いご縁と巡り合ってほしいなと思いました。